伝統の天然氷を使ったかき氷が食べられる！
実は埼玉県はかき氷が美味しいと、密かに人気です。
それというのも人工ではない天然の氷を使っているお店があるからなんです。
天然氷を作っているのは全国でもたった5軒だけで、かなり貴重なものでもあります。
日光に3軒、軽井沢に1軒、そして埼玉の秩父に1軒の計5軒となっています。
天然氷という名前の通り、機械で冷やして凍らせる人工の氷とは違うので、年間で販売する氷の全てを1月から2月の間に作っているところが多いそうです。
池などで水を凍らせ、できた氷を丁寧に切り出したら、氷室と呼ばれる伝統的な保冷庫に運び入れます。
そこには保冷用の氷とおがくずが入れられていて、それによって室内を冷却しています。
保冷庫まで今のような冷凍庫とは違うんですね。
そんな天然氷で作ったかき氷は、普通のかき氷のようなザクザク感やシャリッとした感じがありません。
とにかくふんわりした舌触りが特徴で、口の中に入れるとすっと溶けていく感じがするので、一度天然氷で作ったかき氷を食べると普通のかき氷では物足りない、という人も多いそうですよ。
そんな天然氷を作っているだけでなく、かき氷にして提供しているのが埼玉の阿左美冷蔵です。
金崎本店と寶登山道店の2店舗あり、どちらも秩父郡にあります。
寶登山道店は12月から3月まで休業しているので注意です。
氷本来の美味しさが堪能できるということで、一番人気なのが「蔵元秘伝みつのかき氷」です。
どのメニューもオリジナルのシロップを使用していて、季節によってメニューが変わるので、季節が変わったら食べに行くのも良いですね。
食べログでかき氷の総合ランキング1位のお店
かき氷界では知らない人がいない、かき氷の3大名店はと言われれば必ず挙がると言われるのが、熊谷にある慈げんです。
ここは食べログのかき氷部門で全国総合ランキング1位でもあります。
冬にはうどんも食べられるのですが、このうどんも人気が高く、冬にはかき氷だけでなくうどんも食べに来る人が多いようです。
追加注文ができないので、いくつか食べたい場合は最初に複数注文しておくという人が多いです。
追加注文ができないというのは、いつも行列ができている人気店だからでしょうか。
こちらのかき氷店は味はもちろんなのですが、クリスマスかき氷、お正月氷、バレンタインかき氷など、冬でもエンターテイメント性の高いメニューを提供していて、一年中お客さんが多いと言います。
ただシロップの味に凝るだけでなく、形もハート型にしてみたり、ケーキタイプを作ってみたりと、かなり色々と工夫されています。
＞慈げんの業務連絡（Twitter）
こちらは店主が目眩持ちということで臨時休業することがあり、Twitterで情報を確認するなどしてから出かけたほうが安心かもしれません。
繁忙期は整理券を配布していて、もし配布が終了した場合はTwitterでお知らせしています。