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西武プリンスドーム

ライオンズの本拠地!西武プリンスドーム

西武プリンスドームとは、通称西武ドームと呼ばれる埼玉県所沢市にあるドーム球場です。
プロ野球のチームである埼玉西武ライオンズの本拠地でもあります。

施設は西武鉄道が所有しており、株式会社西武ライオンズが運営管理を行っています。
ただし、一部の施設運営や管理、警備、清掃業務といったものについては協栄に外部委託をしています。

もともと、西武ライオンズ球場という屋根のない野球場でした。
それが後から屋根を架設してドーム球場となっています。

ドーム化

西武ドームといえば、ドーム化したというエピソードが大変珍しく有名です。
1999年に日本で5つ目のドーム球場となったものの、このような既存の施設に対して後からドーム屋根をつけるという工事は異例のものです。

1998年に観客席部分にステンレスの金属屋根がついて第一次工事完了となり、西武ドームと改称されました。
ただ、この時にはグラウンド部分にはまだ屋根がなかったため、ドームという名前でありながらも雨天で試合が中止になるという不思議なケースもありました。
特にこの年はエルニーニョ現象によって雨が多く、雨天中止のプロ野球記録が生まれています。

この年のシーズンが終了ご、グラウウンド部分の屋根の取り付け工事が行われ、1999年に完全など0無型になっています。
ただし、ドーム化はしたものの観客向けの設備というのはずっと改修がされずに運営がされていました。
そのため、観客が設備を利用するには階段の上り下りが必要な掘り下げ式のスタンドのままでした。

他の球場は新球場を建設していく中で、西武球団は西武ライオンズ検証を制定し、スタジアムを感動空間へ創造すると定めます。
それによって施設改修が本格的に行われ、スコアボードのフルカラー化、ラバーフェンスの変更、トイレのリニューアル、テラスシートやフィールドシートの設置、バリアフリー化といった設備の向上が行われています。

冬寒くて夏暑い

冬寒くて夏暑い、これは西武ドームで野球観戦をしたりライブ参戦したりする時に言われるフレーズです。
当たり前のことを言っているのですが、これはドームの独特な形状ゆえに言われる言葉です。

遠目に見えると西武ドームは一般的なドーム球場と同じ作りなのですが、近くに行けばその建物の独特な作りに気づきます。
実は、ドーム球場となるために屋根は設置していますが、壁がなく、そのために外気の影響を受けるだけでなく空調設備が伴っていないのです。

天井は自然光が入るテフロン幕であるのですが、日中でも照明が必要となっています。
さらには壁がないために外気がドーム内に入ってくるために、特に冬場は外よりも寒いと言われています。

そのためライブ観戦などで冬の西武ドームに行く際には必ず防寒具を持ち込んでおくことが重要です。
寒がりな人はスキーウェアを身につけて行くと言われるほどの寒さですから風邪には気をつけたいものです。