国内最大級の多目的ホールさいたまスーパーアリーナ
さいたまスーパーアリーナは埼玉県さいたま市にある多目的ホールです。
施設は埼玉県が所有していますが、第三セクターである株式会社さいたまアリーナが指定管理者として管理と運営を行っています。
基本的に通称としてはたまアリ、と略されることがありますが、情報誌によってさいたまアリーナ、SSAと略されたりすることがあります。
スポーツイベントやライブイベント、テレビ番組の収録、講演会、と様々な用途に用いることができる国内最大級の多目的ホールとなっています。
客席やステージ、天井、床といった一通りの視閲が稼働するシステムが採用されているために、アリーナの設備をスタジアムモード、アリーナモードという２つのモードで使用することができるのも大きな特徴です。
スタジアムモードは最大座席27000席、フィールドに座席を配置すれば36500人まで収容することができます。
格闘技やコンサート、サッカーのエキシビションイベント、といったものがこのタイプで行われます。
アリーナモードはイベントの規模に応じてアリーナを複数に分けて有効利用することができます。
スポーツ大会の場合には試合会場と控え室としたり、イベントによっては同時に２つのものを開催したりといった利用をすることもできます。
使用例は少ないですが、ホールモードとして6000人ほどの小規模のイベント用の設営もできます。
この時には、スタンドの客席の一部を青木型になるように区切ってアリーナ状にステージを構成しています。
また、さいたまスーパーアリーナの特徴として、急勾配があります。
アリーナでありながら、５階まで観客を動員することができ、これはドームと同等のステージ構成であると言えます。
そのために、スタンド席全体として傾斜が急であり、上部の階については落下防止のために着席指定されているところもあります。
さいたまスーパーアリーナへのアクセス
さいたまスーパーアリーナへのアクセスとしては基本的に公共交通機関を用いることが望ましいです。
会場にも駐車場があり、車でのアクセスについても公式サイトで記されているものの、会場の集客数に対応できるほどの駐車スペースがないためです。
アリーナに停車ができない場合、コインパーキングを利用することになるのですが、近隣の駅まで行かなければ停車できないこともあります。
イベントに遅刻しないよう、極力公共交通機関を用いる方が望ましいです。
公共交通機関については、JRのさいたま新都心駅がすぐのところにあります。
これは、京浜東北線、宇都宮線、高崎線、上野東京ライン、といった複数の電車が乗り入れるのでアクセスがしやすいです。
また、少し離れていますが埼京線の北与野駅からも徒歩７分で歩いていくことができます。