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埼玉生まれの日本酒巡り

埼玉県は酒どころ

あまり知られていませんが、埼玉県は首都圏でいちばんの酒どころです。
埼玉県というのは清酒の出荷量が全国4位であり、これは首都圏最大の出荷量なのです。

それもあり埼玉県では地酒イベントが行われるようになっています。
バスを使って地酒とその地域の観光スポットとを巡ることができるので、大人も子供も楽しめる内容となっています。

お酒付きならば、誰もが一度はこのような酒造を巡ったり試飲をしたりということをしてみたいと思うものです。
しかし、なかなかそのようなことをするのは勇気がいるものです。
最近は大手の旅行会社がビール工場やワイナリー見学といったツアーを行なっているのですが、日本酒についてはまだまだイベントの数が少ないです。

もちろん飲酒する場面もあるために、参加にあたっては自動車での来場はできませんし未成年者の試飲はできません。
酒造街を歩きながら好きなお酒を探してみたり、街の景観や観光名所を楽しんだりという日本でもあまりないタイプのイベントであるために人気を集めています。
ここではイベントに参加できなかった人のために、埼玉県内で有名なそして人気な酒造でなおかつ見学ができるところを紹介していきます。

横田酒造

横田酒造というのは行田市にある酒造です。
お酒の作り方から横田酒造の歴史といった話を聞くことができたり、仕込み水を飲むことができたり、酒造りの中も見学ができたりとフルコースで楽しめる見学となっています。

この地域というのは利根川と荒川に挟まれた水に恵まれた地域です。
そのために、保健所の基準値を満たすだけでなく分析をした結果酒造りに適した水であると認定されているほど美味しいお水です。
見学の際に飲める仕込み水を飲めば出来上がる日本酒の美味しさに納得する人多数です。

横田酒造は土曜日曜祝日が定休日となっています。
しかし10名以上の見学の場合には土日も開放してもらうことができるので、メンバーが集まればぜひ問い合わせをしてみましょう。

武蔵鶴酒造株式会社

武蔵鶴酒造株式会社は小川町にある酒造です。
東武東上線小川町駅から3分の立地なので、電車でも行きやすく、運転を気にせずアルコールが飲めるのも良いところです。
見学については3名集まれば酒造の見学案内もできます。

年季を感じさせる外観にぴったりな木造の酒造はとても趣深く、興味をそそります。
昔ながらの酒造の景観と杜氏さんの仕事風景とを見るとお酒が美味しいことも納得できます。

試飲ができるものは季節によって違うために、お土産を購入する際にはアドバイスを受けながら選ぶことがオススメです。
アルコール以外にオススメなお土産が奈良漬です。
この奈良漬は武蔵鶴酒造でしか購入できないもので、特許を取得している品物です。

手作り品であり、毎年11月中旬から初夏までしか販売されない貴重なものです。
酒粕のみで作られているため、お米の甘さが感じられ、酸味が少ない奈良漬は一度は食べてみたいものです。